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お知らせ

第21回JA人づくり研究会 開催要領

2014.09.19

 

1.開催日
平成26年12月4日(木)午前10時半〜午後5時半

2.開催場所
東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 36階 大会議室


3.今回の研究テーマ 

「協同組合の原点と歴史を確認し、人づくりの基本を学び、今を生き抜く」  

 第2次安倍内閣は、協同組合についての知識も理解も無いメンバーを集めた「規制改革会議」において、JAの信用・共済事業の代理業方式や全農の株式会社化、中央会制度の廃止など「農協改革」と称してJAに対する不当な攻撃を加えてきている。

 こうした政府・与党一体となった農協に対する無理解の背景には、市場経済・株式会社中心の考え方があることを見抜く必要がある。

 協同組合は株式会社と異なり、組合員による所有と管理という根本原則に基づき運営され、産業組合以来様々な困難を乗り越え100年以上の歴史を重ねてきた。

 総合事業を行う日本の農業協同組合は、国際的にも評価されているばかりか、国際協同組合同盟(ICA)は、安倍内閣による農協改革案に明確に反対する声明(別掲)を出しており、ポーリン・グリーンICA会長は「国連が家族農業の持続可能な農業や環境への貢献を認めているのに対し、この『意見』は家族農業の価値を認めず、企業による農業を促進しようとしている。」とも述べている。

 第21回の研究会においては、農協が地域と組合員のための協同組合として存在するために今何が必要なのか、またそのための人づくりをどうコーディネートするするのかを論議する。そして総合事業を展開しているJAの価値を再確認するための研究会とする。

 多くの経営者の参加を望むとともに、真に協同組合らしい深い論議を展開したい。


4.参加対象

 JA・連合会・中央会の常勤役員。なお、JA・連合会・中央会の職員はオブザーバーとして参加できる。
(誠に恐縮ですが、会場の都合により定員60名とさせていただきます。定員をオーバーした場合は、常勤役員の方のご参加を優先させていただきますので、あらかじめご了承ください)。


5.参加費

 参加費は会員1万5千円、会員外2万円とする(宿泊は各自でご手配ください)。なお、1団体で複数参加する場合(オブザーバーも含む)は、2人目から1万円とする。参加費については「第21回研究会参加費」と明記し、下記口座に11月21日(金)までに振り込んでください。


 振込口座: 農林中央金庫 本店 普通預金
 口座番号: 5542760  JA人づくり研究会


6.入会について

 入会にあたっては、入会申し込み書をFAXまたはメールにて送付ください。なお、「JA人づくり研究会会費」は次の金額を入会時のみに、前記の口座に振り込んでください。


 普通会員:JA・連合会・中央会の常勤役員、参事 2万円


 特別会員:それ以外の団体、個人(大学教員・研究者・JAのOBなど) 1万円



参加申込書はこちら
 [Wordファイル][PDFファイル

第21回 JA人づくり研究会 プログラム

日時:平成26年12月4日(木) 10:30〜17:30
場所:東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 36階 大会議室


10:00受付
10:30 開会
※当日のプログラムは変更になっています。
当日プログラムはこちら
10:45問題提起1
「協同と学びの歴史の原点」
一郷一学から生まれた世界遺産の原点は協同組合
富岡製糸場総合研究センター・所長 今井 幹夫
11:30 問題提起2
「ファゴール家電の失敗と協同組合の未来」
モンドラゴン協同組合の自主・民主に学ぶ
非営利・協同総合研究所いのちとくらし主任研究員 石塚 秀雄
12:15昼食・休憩
13:15 問題提起3
「JA松本ハイランドにおける次世代経営者=JA・農業=づくりの現状」
次世代の経営者を育てるトップリーダーの果たすべき役割
JA松本ハイランド 代表理事専務 高山 拓郎
14:00問題提起4
「地域と組織活動に活かす女性の力」
女性の持つ「バネ」と「接着力」をどう活かすか
(一社)JC総研 基礎研究部 主任研究員 小川 理恵
14:45 休憩
15:00相互討議・意見交換
17:30懇親会


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